原因特定の難しい難聴。
あらゆる角度からの検証がスタート地点。
難聴とは
難聴といっても、「少し聞こえない」といった軽度のものから、「全く聞こえない」という重度のものまで、その程度はさまざまです。
難聴の原因
難聴は大きく、「伝音性難聴」と「感音性難聴」に分けることができます。
「伝音性難聴」・・・
中耳炎、耳垢の詰まり、鼓膜の外傷(穴があく)などで起こる。治療で治せることが多い。
「感音性難聴」・・・
加齢による難聴、突発性難聴、騒音性難聴、聴神経腫瘍などによるもの。多くの場合、聴力の回復は困難ですが、突発性難聴については早期(発症後1週間以内)に適切な治療をすることで回復が望めます。
しかし、誰でも加齢に伴い聴力は落ちます。
ストレスなどが原因だといわれている「突発性難聴」というものもあります。
難聴の原因を特定するのは難しく、さまざまな角度からの検証が必要です。
こんな症状ありませんか？
- 突然耳が聞こえなくなった。
- だんだんと聞こえなくなっているように感じる。
- 聞こえにくさ、耳鳴り、目まいなどの症状がある。
- 一対一での相手の言葉が聞き取りにくくなった。
- 大勢の声が飛び交う中で言葉を聞き取る力が衰えたと感じる。
- 大音量での音楽やアナウンス、騒音が響く職場にいた。または現在もいる。
このような方は難聴の疑いがあります。 早期に受診されることをお勧めします。
補聴器の使用を検討されている方、またそのご家族の方へ
加齢や病気により聴力の落ちてきた方、またそのご家族の方が、よく補聴器についてのご相談に来られます。
当院では補聴器は取り扱っておりませんが、診察や検査を行った後、補聴器の専門店をご紹介いたします。
「補聴器を使おうか迷っている」
「家族に補聴器を勧めようか迷っている」
こうした方は一度当院にご相談ください。
